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↑面白かったら押してやって下さい。
最後の二コマは某サイト様にインスパイアされたものです。
訴えないで下さい・・
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<あらすじ>
カマドウマ撃破後、古泉はある衝動にかられていた。
武力を持つとそれを行使したくなるのは、人の性であり、古泉もその例外ではなかった。
しかし、今の古泉にはそれとプラスして別の衝動にもかられていた。
「愛すべき人にもっとかっこいいところ見せたい」
もちろん愛すべき人というのは、言うまでもなくキョンである。
古泉は先の戦いで、キョンにかっこいい所を見せれたと思い込んでいた。
「ふもっふ」の時点ではそれは自信でしかなかったが
「セカンドレイド」でそれは確信に変わっていた。
そんな自分の姿を見て、キョンは股間を熱くしていると勝手に思い込んでいた。
古泉は中二病であった。
実際の所、キョンは朝比奈さんのぱいおつの感触で股間を熱くしていたのであり
古泉の事なぞアウトオブ眼中であった。
そんな事も露知らず、古泉は必死であった。
自分の力をキョンに誇示する機会が失われつつある今日この頃、
今このような環境は、千載一遇のチャンスであった。
しかし、カマドウマ亡き今、古泉のその力の誇示対象が問題となる。
無論、キョンは除外である。
愛すべき者に牙をむけるなぞ、言語道断。マッガーレである。
では、朝比奈みくるはどうだろうか?
キョンに纏わりつくメス豚を排除でき、一石二鳥ではないか?
しかし、古泉は冷静であった。
排除(殺った)後、自分がキョンに排除(殺)されてしまう可能性を察知した。
死んでしまっては意味がない事を、古泉は知っていたのだ。
残るは、長門有希である。
彼女の場合も、キョンからの制裁を受けることはまず間違いない。
しかし、古泉は冷静であった。パスタのように。
先程の戦闘を鑑みると、自分の攻撃で彼女が死ぬ事はないのではないだろうか?
長門が死ぬことさえなければ、キョンにより自分が死ぬことも限りなくゼロになる。
さらに、長門との戦闘を想像するに、度派手な戦闘が期待できる。
古泉はドラゴンボールのような戦闘シーンを頭に描いていた。
「かっこいい・・」
完全に中二病である。
自分に酔ってしまった古泉は、すぐさま長門に手合わせを申し込む。
最近、自分の力を試す場所がなく腕がなまってしまっているとか苦しい言い訳であったが
そんな事はどうでも良かった。
長門「・・・・・」
古泉(計画通り・・!)
古泉は長門の無言を「無言の肯定」と受け取り、自分のアリバイにしようとしたのだ。
後から、キョンに問い詰められてもこれで難を逃れられる。
さぁ、見てて下さいキョン君。僕の華麗な舞を・・